中司満夫 油絵展
日時:2018年3月21日(水)~27日(火) ※最終日は17時閉場
場所:日本橋三越 本館6階 美術サロン
作品:「カマルグの娘」 50M
海の泡から生まれたと伝えられるカマルグ湿地帯の野生の白馬。その馬を飼い慣らし牛追いをするカウボーイをここではガルディアンと呼ぶらしい。カウガールならガルディアンヌだろうか、日焼けしたたくましい娘と出会った。
作品:「ビジューユの古城」 72.7×23.7cm
アルプ地方グルノーブルの南の郊外、ヴィジーユの古城を早朝訪ねる。朝露に濡れた公園はまだ誰もいなかった。
作品:「モンサンミッシェル」 30M
モンサンミッシェルに続く道は途中から取り除かれ桟橋に変わった。これは8年前に訪れた時の昔の景色。今や観光客で溢れるモンサンミッシェルも朝夕歩く人は少なく素朴な顔を見せる。
作品:「薫風白猫図」 10P
我が家のハナミズキが初めて開花、レンヌのカフェで見かけた白猫入れ、竹内栖鳳、橋本関雪の様に油絵で描いてみる。
作品:「光る石畳の午後・プロバンス」 4F
プロヴァンスの「巨人」ことヴァントゥー山の麓に位置し、古代ローマ史跡の残る街ヴェゾン・ラ・ロメーヌ。緑茶好きの宿の女主人マリーに勧められて石畳の旧市街を歩くと絵描きのアトリエがいくつも解放されていた。
2017年5月から6月にかけてスペイン、フランスのバスク地方を旅しました。聖地ルルドやピレネー山脈のガヴァルニー大圏谷に滞在しスペイン、サンティアゴに続く巡礼路の村々を巡りました。ピレネー山脈に息づくバスクの人々の暮らしや雄大な山岳風景をお楽しみください。
今展では今まで旅したフランス各地の私の好きな風景も再び描きました。合わせてどうぞご高覧下さいませ。
中司満夫