-夏の日差しを受けて軽やかに泳ぐ洋画家4人による- 夏の水層展
-夏の日差しを受けて軽やかに泳ぐ洋画家4人による-
夏の水層展
場所:日本橋三越 本館6階 美術特選画廊
日時:2015年 8月19日(水)~ 24日(月)
※最終日は17時にて閉場させていただきます。
暑い夏を乗りきる涼しげな展覧会を開催いたします。
パリ在住、軽やかなタッチでパリの街並みを描く池田靖史
涼しげな水辺をテーマに描く水口裕務
静物や人物、風景など巾の広いモチーフでレベルの高い
写実絵画を追及する正田徳衛
若手白日会所属でイタリア・フィレンツェの
国立美術学校に留学し、バロック絵画を本格的に学んだ小林聡一
各作家の秀作をどうぞご高覧くださいませ。
~フランスの風~
池田 靖史
パリ在住の作家。優しい眼差しで描かれたパリの街角や、セーヌ河、プロバンス地方など身近なフランス風景を描きます。
「パラソル」 15F | 「モンマルトル」 10M |
~美しい自然を描く~
水口 裕務
高度なテクニックを駆使し、鮮やかな新緑に囲まれた水の流れの美しさや、水面の波紋など、自然が創り出す何気ない情景を卓越した描写で描いたみずみずしい作品です。
「花遊び」 8M | 「流れ」 20M |
「睡蓮」 SM |
~静謐な空間~
正田 徳衛
涼しげな風、心地よい木漏れ日…日々の生活の中でのささやかな幸せや実感を誇張することなく誠実に表現した作風です。風景、静物、室内風景…古典技法をベースにした油彩表現からはともすれば古典絵画にありがちな重苦しい空気に陥ることなく、今日的な感覚で時代を超えた新鮮な解放感を感じさせてくれます。
「舞台前」 50F | 「北フランスの空」 30M |
「オルゴールの静物」 20M |
~現在のバロック・光と影を描く~
小林 聡一
イタリア・フィレンツェの国立美術学校に留学し、バロック絵画の明暗法や19世紀アカデミズム絵画を中心にデッサン・油彩画を学ぶ。ヨーロッパの骨董市などで探したモチーフを使って静物画を中心に、重厚感のある作品を描いています。さまざまに変化する光や時間を経て移り変わる、錆・腐食・色などの風合いを巧みに表現します。
「natura morta con boccale」 15F | 「pizzo e pera」 4S |