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取り扱い作家

三浦賢一(みうら けんいち / Kenichi Miura)

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雨の広場・ウィーン 6P 向日葵3 8P ヴェネツィア土産 3F 薔薇とレース 8P バロック 33×80p 空を飛ぶ夢 P12

円舞曲 P20 雨のグラーベン P3 カテドラル 12M 真紅の薔薇 6P 朝のエチュード 12F

向日葵 10M 豊穣の杯 真紅のバラ 向日葵 一輪挿し バロック

午後の光 ガラスの動物園2 薔薇の花瓶 豊穣の杯 パッション 音の誘い

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ウィーンで暮らすようになって、すでに二十年が経ちました。 この二十年間、西洋絵画の古典的な技法により、私はおもに静物画を制作してきましたが、最近は、このウィーンというユニークな都市が持つ独特な雰囲気やセンスを、身近にある様々な小道具や果物などを使って、いかに表現すべきか、と考えながら静物画を描いています。

――作品について

我が家は建物の最上階(日本式に言うと6階)に有り、道が狭く建物が高いこちらでは、一階や二階の住宅に較べて、約二倍は明るいのではないかと思います。

窓はすべて、少し東よりの北東を向いており、アトリエにしている部屋もそうなので、春から夏に開けての早朝以外は、直射日光は部屋に入って来ません。 ですから、ほぼいつも安定した同じ方向の光源で絵が描けます。しかし、それでも一日アトリエに座っていると、その一日の中でも時刻によって光の色が違うのがよく分かります。

特に、昼食後の午後二時を過ぎて、道を隔てた向かいの建物に日光が当たる頃から、アトリエの白い壁に映る、窓からの光やモチーフの影が、微妙な色合いを帯び始めます。 窓から室内に入ってくる光に、空からだけではなく向かいの建物の壁に反射する日光も含まれ、更にその光が室内の白壁に反射します。

そして、白いテーブルクロスやバックの白壁に落ちるモチーフの影には、室内に反射した光が映って暖かい色味を帯び、何故かその影の周りには微かにうすい青紫色が、まるでオーラのように取り囲んでいて、何とも言えず美しいのです。

こういう微妙な美しさに気付いたのは2005年の夏を過ぎた頃からだったように思います。 細い面相筆だけで描いていた頃は、厳密な形だけを追い求めていて見えていなかったものが、年をとって老眼になる事によって、にわかに見えてきたようです。

モチーフがおかれた空間に満ちる光、モチーフ同士の関係の響き合い、そういった物から醸し出される雰囲気や気分、そういう物を虚心に写し取ろうとする私が感じている至福感。 私の絵を見る人に、それらすべてを感じて頂きたい、そう思いつつ日々制作に励んでいます。

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三浦賢一 プロフィール

1956年
大阪に生まれる。
1982年
武蔵野美術大学 造形学部日本画学科を卒業。
1983年 5月
東京銀座フタバ画廊にて、黄金背景テンペラによる個展。
1983年 9月
イタリアに渡る。
1983年 11月
ペルージャ国立美術学院 自由科に入学。
1984年
ペルージャでのグループ展に参加。
1985年 10月
帰国
1987年 4月
教職に就く
1991年 4月
教職を退き、オーストリア共和国ウィーン市に移住。
1993年 5月
東京日本橋東急百貨店美術画廊にて、油彩画による最初の個展
1995年 9月
東京日本橋東急百貨店美術画廊にて、二回目の個展 
1998年 5月
ウィーン日本広報文化センター主催 在オーストリア日本人美術家展に参加。
1999年 11月
東京渋谷東急百貨店本店美術画廊にて個展。
2000年 5月
大阪梅田阪急百貨店美術画廊にて個展。
2001年 10月
東京渋谷東急百貨店本店美術画廊にて個展。
2002年
オーストリア永住権を獲得。
2002年 2月
大阪梅田阪急百貨店美術画廊にて個展。
2003年 8月
名古屋松坂屋本店美術画廊にて個展。
2003年 11月
東京渋谷東急百貨店本店美術画廊にて個展。
2004年 6月
静岡松坂屋百貨店美術画廊にて個展。
2006年 6月
静岡松坂屋百貨店美術画廊にて個展。
2006年 10月
名古屋松坂屋本店美術画廊にて個展。
2007年 10月
東京渋谷東急百貨店本店美術画廊にて個展。
2011年 5月
新宿小田急百貨店本店美術画廊にて個展